アップル・ミュージックがこのほど「史上最高のアルバム100」を発表。ベスト10に、ローリン・ヒル、マイケル・ジャクソン、ザ・ビートルズらの作品が入った。同ストリーミングサービスは、アーティスト、ソングライター、プロデューサー、音楽業界に携わる人々と共にリストを制作。1998年リリースのローリン唯一のソロアルバム『ミスエデュケーション』がトップに輝いた。
ローリンはこう話している。「私の賞ではあるけれど、豊かで深淵な物語なの。たくさんの人々、たくさんの犠牲、たくさんの時間、皆のたくさんの愛が関与している」
そして1982年リリースのキング・オブ・ポップ、マイケルの『スリラー』が2位、同作についてゼイン・ロウは「リリース年だけじゃなく、翌年も他のすべての売り上げを超えた。音楽の制作、リリース、流通、宣伝の仕方を変えたんだ。誰もそれに追いつくことはできなかった。そのハードルはあまりにも高かった」と話した。
また、1969年リリースのザ・ビートルズの『アビイ・ロード』が3位に入った。同作についてシックのナイル・ロジャースは、「ザ・ビートルズは僕にとって常にマジカルな存在だ。ギターで最初に学んだのがビートルズの曲だった。その瞬間に僕は自分がギター奏者になることに気づいた。それまではクラリネットを吹いていたんだ」と話した。
◆アップル・ミュージックが選ぶ「史上最高のアルバム100」Top10
1. ローリン・ヒル『ミスエデュケーション』
2. マイケル・ジャクソン『スリラー』
3. ザ・ビートルズ『アビイ・ロード』
4. プリンス&ザ・レボリューション『パープル・レイン』
5. フランク・オーシャン『ブロンド』
6. スティーヴィー・ワンダー『キー・オブ・ライフ』
7. ケンドリック・ラマー『グッド・キッド、マッド・シティー(デラックス・バージョン)』
8. エイミー・ワインハウス『バック・トゥ・ブラック』
9. ニルヴァーナ『ネヴァーマインド』
10. ビヨンセ『レモネード』