俳優ヒュー・ジャックマン(55)は、エージェントに相談せずに『デッドプール ウルヴァリン』の出演を決めてしまったことを明かした。7月26日に公開予定のマーベル新作で、2017年の『LOGAN/ローガン』以来となるウルヴァリン役を再演。デッドプール役でおなじみのライアン・レイノルズから新作の出演依頼を受けた際、独断でオファーを受諾した。
ライアンから連絡が来た際に運転中だったというヒューは、自宅に到着してすぐに電話を掛け直したとファンダンゴに明かした。「ライアンに電話をして、ただ『よし、やろう』って言ったんだ」「エージェントにも誰にも電話せずにね。その後エージェントに電話して『そういえば、今新作映画を決めちゃったところ』って言ったよ」
7年前に物語の幕を閉じたはずのキャラクターをまた演じることになるとは思ってもいなかったというが、即決は直感的なものだった。「心の奥底に稲妻が落ちたかのように、ライアンとこの映画をやりたいって思ったんだ。デッドプールとウルヴァリンが一緒に帰ってくるなんてね。前にこれで終わりだと言った時は、本当に終わりだと思っていたんだ。それは誓えるよ」
「ただ、『デッドプール』の第1弾を見て以来、頭の後ろの方で『この2つのキャラクターが一緒に登場したらどうなるかな』とは思っていた」「あの爪を付けて以来、この2人のコンビをファンが求めているのは知っていた。だから、その考えがあったんだ。ただ、感じていたんだね」と続けた。
ただ、マーベルのケヴィン・ファイギ社長はあまり乗り気ではなかったそうで、「『ヒュー、アドバイスを言わせてくれ。戻ってくるな』って言ったよ」「『君は『LOGAN/ローガン』で素晴らしい結末を迎えた。それをなかったことになんてするべきじゃない』ってね」とエンパイア誌に明かしていた。