50セントは、性的虐待訴訟と暴行スキャンダルを起こしたディディことショーン・コムズが命を絶ってしまうことを危惧し、からかうのをやめると誓った。
ディディは2023年後半から性売買から性的暴行に至るまで、さまざまな犯罪で告発した女性たちから一連の法的申し立てに見舞われ、そのすべての訴えを否定しているが、50セントは数カ月間ディディをあざ笑ってきた。
ディディがまた別の性的暴行訴訟に直面しているというニュースを受けて、50セント(本名カーティス・ジェームズ・ジャクソン3世)は最新の事件に関する報告書のスクリーンショットを自身のインスタグラムに再投稿し、それにキャプションを付けた。
「もう一件やられた(目を見張る絵文字)」「ディディについての投稿はこれで最後だ。彼は自殺するかもしれないな(驚いた顔の絵文字)」「俺は関わりたくない」
この訴訟を起こしたのは元モデルのクリスタル・マッキニーで、公開された書類には、キャリアを助けると約束し性行為を強要されたと書かれている。同訴訟によると、当時22歳だった2003年にニューヨークで開催されたメンズ・ファッション・ウィークでディディと出会ったというクリスタルは、その後ディディの音楽スタジオに招待され、酒やマリファナを摂取した後に性被害に遭ったという。
その後、モデル業界から干されてしまったことで、キャリアを台無しにしたことで自らを責め、2004年には自殺未遂で入院したというクリスタルは、ディディに額面未公開の損害賠償を求めている。
また、米フィットネス機器のペロトン社が、2016年にロサンゼルスのインターコンチネンタル・ホテルで、元恋人だったキャシー(本名カサンドラ・ベンチュラ)に暴行を加えた映像が19日に公開されたことを受けて、エクササイズバイクのバーチャルレッスンに使用していたディディの楽曲を外すと発表したことについても、50セントはディディをからかっている。