人気シンガーでプロデューサーとしての顔も持つディディ(54)のロサンゼルスとマイアミにある自宅が、性的人身売買の調査の一環で家宅捜索を受けた。現在、ディディはセクハラやレイプに関する多くの訴訟に直面している。25日午後に、国土安全保障省の職員らがディディの自宅で捜索する様子を収めた動画がFox11やTMZによって伝えられている。
ディディ(本名ショーン・コムズ)自身が調査対象だったのかは不明で、息子のジャスティン、キング・コムズとされる男性2人がロサンゼルスのホーンビー・ヒルズの自宅で手錠をかけられる事態となった。
国土安全保障省のホームランド・セキュリティ・インべスティゲーションズ(HSI)のスポークスパーソンがTMZに「今朝、HSIニューヨークが、HSIロサンゼルス、HISマイアミ、地元の法執行パートナー協力のもと、調査の一環で法執行措置を実行しました。新しい情報が入り次第お伝えする予定です」と声明を発表している。
最近、暴行や人身売買に関する訴訟が増えているディディだが、本人は全ての容疑を否定している。
2月には以前ディディの元で働いていたロドニー・”リル・ロッド”・ジョーンズが、昨年のアルバム制作中にセクハラ行為を受けたとして訴訟を起こしていた。他にも昨年11月には元恋人のキャシー(本名カサンドラ・ヴェントゥーラ)がディディから性的暴行と虐待を受けたとして訴訟を起こすも、同月に法廷外で解決となっている。