「皮肉」を識別する装置ができた!人の話の音程、速度など精査→顔文字などを駆使し判断 蘭大学で研究

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画像はイメージです(top images/stock.adobe.com)
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 人が話す内容に、皮肉があるかどうかを判別する装置がこのほど完成した。オランダのフローニンゲン大学の研究で、「皮肉」の有無を分析するアルゴリズムが設計された。

 この装置は人の話の音程、速度、エネルギーを分析し、それを文字に起こして、さらに言語的な手掛かりを精査する仕組みになっているという。

 同大学の博士課程に在籍するシーユァン・ガオ氏は「私たちは音程、話す速度やエネルギーといった音響的な値を抽出した後、自動音声認識(ASR)を使いそのスピーチを文字に変換、感情に関する分析を行いました」と説明。

 さらに「次に含まれる感情の内容毎にそのスピートを分割し顔文字を割り当てました。これらの多様なキューを機械学習のアルゴリズムに統合することで、音声の文字による複合した情報を活用し、顔文字を添えて包括的な分析をしたんです」と話した。

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