チャンネル登録者32万人の女性YouTuber・こももが13日に動画を投稿し、激励に感謝した。こももは今年の4月22日に掲載した動画で、2年半同棲していた恋人がが、1月に交通事故で亡くなったことを報告していた。
恋人はバイクで出勤する際にトラックと衝突し亡くなった。「将来は絵一本でご飯を食べていきたい」と言っていた恋人からもらったという絵画も紹介。2人でよく訪れたという「SHIBUYA SKY」からの夕方の街並みを描いたものだった。結婚するつもりだったことも明かした上で、恋人との日々の生活については「当たり前だと思ってた」部分があるとし、「皆さんも当たり前は大切にしましょう。当たり前を当たり前と思わずに、毎日の当たり前を大切にしてください」とメッセージを伝えていた。
13日の動画は「悲しくても腹は減る」というちょっとおどけたタイトル。スープカレーを食べる動画に、思いをナレーションで添えた。
多くの激励コメントで、自身の気持ちも救われたと感謝。さらに「大切な人を突然失ってしまったという人が1人や2人ではないということにすごく驚きました。でも、こんな経験をしたのは自分1人ではないことを知れて、少し救われました」と同じような悲しい思いをした人からメッセージが寄せられたことも伝えた。
周囲の人々の助けや激励コメントに、自身が「1人で生きてるわけじゃない」ということを実感。あらためて「おもしろい動画をたくさん撮りたい」とYouTubeへの思いも語った。
体験談を寄せてくれた人に感謝するとともに「街中を歩いてて、カップルを見ると涙が出るし、人の幸せを素直に喜べないし、聴けない曲や見れないドラマ、日常の隅々にたくさん散らばった地雷に苦しんでいると思います」と思いを寄せた。続けて「悲しいことがあってもお腹はすきます」とタイトルの伏線回収。「おいしいもの食べて、好きなことして、たっくさん寝ようね」と呼びかけた。
さらに「『前を向いていこうよ』とか、『上を向いていこうよ』とか、そういう風に言われたって、なかなかできない時もあると思います。そういう時は横を向いてください。わたしがいます。ここのコメント欄にみんながいます。あなたは1人じゃないです」と寄り添う思いを語った。最後は「絶対幸せになりましょう」と呼びかけた。
コメント欄には「涙が出ました」「絶対幸せになろう」と共感する言葉があふれていた。