K-POPボーイズグループVICTON(ヴィクトン)のド・ハンセがこのほど、韓国の有料メッセージアプリ「Bubble」(バブル)で、アイドルグループの音楽番組出演に関する内情を明かした。
ド・ハンセは「音楽番組はすごく好きなんだけど、採算が合わない」「(K-POP)第2世代の先輩たちみたいに、音楽番組出演の宣伝効果がものすごく出ることもなく、番組を1週間回れば1000万ウォン(約100万円)がかかって、出演料は5万ウォン(約5000円)」と話した。
また、音楽番組に出演するためにかかる費用についても告白。「楽曲をリリースするには、かっこよくないといけないので、セット制作、ヘアメイク、スタイリング、現場スタッフの食費、おやつ代、飲み物代などを加えると、2000万ウォン(約200万円)もかかる」と説明した。
そして「これは全て、アイドルが背負わされる借金だ」「ほとんどのグループがこのゲームに勝てない」と強調する。「でもそうでも(出演)しなければ、宣伝できないからするんだ。だから、K-POPアーティストたちを本当に尊敬する。この世の激戦区に住む人たち」と、仲間たちを高く評価した。
ド・ハンセは「音楽フェスなどで、ラインアップの一番上の列、ヘッドライナーになり、何よりもK-POPを知らない一般人まで知っている程度のいくつかのグループを除いて、ほとんどが借金を積み重ねて契約を終える」と言い「お金を稼ぐことなく、途中で解散するか、7年契約を無事に終われば持ちこたえた方だ」と伝えた。
ド・ハンセは2016年、ISTエンターテインメントからVICTONとしてデビュー。2023年に同社との契約が満了し、別事務所へ移籍した。