米人気ラッパーの愛犬に噛まれた元ハウスキーパー 訴訟は調停へ 女性は流血負傷を主張 双方が「示談望む」

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画像はイメージです(WoGi/stock.adobe.com)
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 人気ラッパーのクリス・ブラウン(34)が、元ハウスキーパーとの長年に渡る訴訟で、裁判を避けて調停に持ち込もうとしていることが分かった。米カリフォルニアにあるクリス宅でハウスキーパーとして働いていたマリア・アリヴァが2020年12月、クリスの愛犬に噛みつかれ怪我を負ったとして、翌年クリスを訴えていた裁判は今年9月30日に開廷予定だったものの、両者が延期を申請している状況だ。

 両者は2024年夏に裁判の調停に出席する意向だそうで、RadarOnline.comが入手した文書には「双方ともに、自身ら及び第3証人の証言録取の仕上げに関する訴訟費用を支払い続けるのではなく、その資金を使い近日中に調停で示談が成立することを望む」「よって双方は短期間の裁判継続を申請、既存の裁判の日程をもとに証拠開示義務を果たす期間として4か月ほどの延期を求めます」と記されている。

 クリスの飼うコーカシアン・シェパード・ドッグのハデスは、ゴミ出しをしていたマリアのもとに突然現れ、顔や腕など身体に強く噛みついてきたそうで、皮膚が引き裂かれる怪我を負ったとマリアは主張していた。マリアは大量の血を流しながら横たわる中、クリスが警備員を呼び、犬を家から追い出す指示をする声を聞いていたという。当時マリアは自分の人生が終わる恐怖を味わったとし、精神的ダメージの賠償及び、負った怪我の医療費を求めている。

 一方クリスとその弁護士チームは、マリアの怪我は、本人の行動による結果で、その犬をからかい、虐待し、不当に取り扱っていた結果、襲撃に遭ったと主張していた。現在、両者による裁判延期の申請に対する承認はされていない状況だ。

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