ミュージシャンのコートニー・ラブ(59)が、テイラー・スウィフトは「面白く」も「重要」でもないと断言した。
テイラーは若い女性から絶大な人気を誇っているものの、特に際立った功績を残していないと話すコートニー、テイラーの熱狂的なファンの怒りを買うリスクを抱えながらも、ザ・スタンダード紙にこう話している。「テイラーは重要じゃないわ。彼女は女の子たちにとっては安全な場所かもしれないし、今のマドンナのような存在かもしれないけれど、アーティストとして面白くないわ」
テイラーをマドンナと比較しながらも、コートニーはマドンナのファンではないそうで「私は彼女が好きじゃないし、彼女も私が好きじゃない。映画『マドンナのスーザンを探して』は大好きだったけどね」と明かしていた。
更にコートニーは、別のポップスター、ラナ・デル・レイについても、音楽業界からしばらく離れるべきだと、こう話している。「ジョン・デンバーの曲をカバーして以来、ラナは好きになれない。彼女は7年くらい休むべき。『故郷へかえりたい』までは、彼女は素晴らしいと思っていたんだけど」「私が新しいアルバムをレコーディングしていたときは、彼女の曲を聴くのをやめなければならなかったわ。彼女の影響を受けすぎていたからね」
そんなコートニーの番組『コートニー・ラブズ・ウィメン』が、BBCラジオ6ミュージックとBBCサウンズで4月8日から4月15日まで8回に渡り放送された。自身の人生のサウンドトラックとなった曲をシェアし「音楽界の女性を祝福」する同シリーズについて、BBCラジオ6の責任者サマンサ・モイ氏は、「コートニー・ラブは、アイコンであり先駆者です。彼女が何十年にもわたって音楽と文化に与えた影響は否定できません。私たちはアーティストを招き、彼らのストーリーをファンやリスナーに直接伝えてもらいます。4月にコートニーがこの素晴らしい番組を担当してくれることを非常に誇りに思っています」と以前声明で語っていた。