ラドクリフ、「ハリポタ」で恐怖を感じていた俳優を告白 NYのカフェで“和解” 演技のアドバイスも

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 ダニエル・ラドクリフ
 ダニエル・ラドクリフ

 俳優ダニエル・ラドクリフ(34)が、「ハリー・ポッター」シリーズの最初の3作品では、故アラン・リックマンさん(享年69)を「恐れて」いたことを明かした。人気シリーズで主役を演じたダニエルは、エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー役)、ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー役)と共に一躍有名となったが、セブルス・スネイプ役のアランの冷たく謎めいた声に恐怖を感じていという。

 ポッドキャスト番組『ハッピー・サッド・コンフューズド』に出演したダニエルは、振り返った。「アラン・リックマンにひどく恐怖を感じていたんだ。あの声なら、そうならずにはいられないだろ?」「あの声を聞いた時すら、それが自分の中に振動するまで、それがどれほど低いものか忘れてしまうんだ。最初の3作では彼を酷く恐れていた。『この人は僕を嫌っている』って感じでね。でもいつの頃からか、僕がこれをとても望んでいて、努力しているっていうのを知ってくれたんだ」

 ダニエルは、2016年に69歳で他界したアランの生前インタビュー映像を鑑賞。その中でアランは「私は7週間だったが、子供たちは52週間それをやっていた。12歳から22歳までは、それが彼らの人生だった。時には傍で彼らを見ていて、たまに命綱を投げる。それをする時間が本当になかったからね」

 「最近になってやっと、ダニエルとニューヨークのカフェで座る機会を得られた。彼は舞台に出ていて、私も別の舞台に出ていた。あのミュージカル(『努力しないで出世する方法』)での彼を見に行ったことをとても誇りに思っている。彼はニューヨークのダンサーたちと同じくらい上手にダンスを踊っていたんだよ。努力したんだね」と“秘話”を語っていた。

 それを見たダニエルは「これまで見たことがなかったよ。ありがとう」と反応。アランが自らの舞台作を全て観に来てくれたとして、「彼はカナダでの休暇を短くして『エクウス』を見に来てくれた」「彼は生前、僕がやった舞台を全て観てくれたんだ」「後で僕を連れ出してくれて、それに関して話し合った。彼は『ボイスコーチを付けることを検討して、あれこれ探ってみるべきだ』って言ってくれた最初の1人だよ。僕はとても幸運だ。彼がああ言ってくれるのを見れて、とてもうれしい。見せてくれてありがとう」と続けていた。

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