韓国アイドルが最近、飲食にまで気を配らなければならない事態となっている。
LE SSERAFIMの公式インスタグラムは10日、ホ・ユンジンの姿を投稿。しかしこの時、写真の中のユンジンがスターバックスのコーヒーを飲んでいたことで、一部の海外ファンから悪質コメントの憂き目にあってしまったのだ(写真はすでに削除済み)。
この写真を見た一部の海外ファンは、ユンジンの個人SNSをわざわざ訪ね「失望した」「あなた自身を教育し、不買運動をしろ」「責任を持って謝罪すべき」などと書き込み、不快感を示している。
事の発端は23年10月、スターバックスコーヒー労働組合がSNSに投稿したパレスチナ支持の意思を、会社側が商標権侵害で提訴したことから。そのため同社は〝親イスラエル企業〟と分類され、以降スターバックスはアラブ圏をはじめ、大規模な不買運動が現在まで行われている状況だ。
このような事態に遭ったのは、ユンジンだけではない。韓国メディアのインサイトは去る1月に、ENHYPEN(エンハイプン)のジェイクがライブ配信中にスターバックスのコーヒーを飲んでいたという理由で海外ファンから抗議を受け、後日謝罪したと記述。歌手のチョン・ソミもSNSに投稿した映像で、スターバックスのタンブラーを使っている姿が確認され、一部の海外ファンから悪質コメントが殺到したという。
この他、BLACKPINKのジス、Red Velvetのスルギ、SEVENTEENのホシ、aespa(エスパ)のウィンターなどが過去にスターバックスドリンクを利用した事実が言及され、批判を受けたことがある。
いまやアイドルたちはオフでさえ、その行動や衣服、飲食する姿がどこで見られ撮影され、拡散されるかわからない。そのため、私生活までも緊張感を持たねばならない時代になってしまったようだ。