Amazon(アマゾン)創業者で会長のジェフ・ベゾス氏(60)が、米フロリダのインディアン・クリーク島に3軒目となる邸宅を9000万ドル(約137億円)で購入したことが分かった。
マイアミ近郊に位置するこの島は「億万長者のバンカー」島と称され、NFLの名選手トム・ブレイディやイヴァンカ・トランプ夫妻らも邸宅を同島に所有している。6つの寝室を持つこの物件は、この高級住宅地にベゾス氏が所有する3つ目の不動産となる。べゾス氏は、別の2軒を取り壊し、この新居に居住することになると言われている。
また記録によると、この邸宅は元銀行家のハビエル・ホルツ氏が所有し、1998年にわずか250万ドル(約3億8000万円)で最後に売却されたもので、9つのバスルーム、広大な前庭、プール、多数のバルコニーと入り口がある他、外壁は黄色に塗られ屋根はスペイン風だという。
今週初めのフォーブスの最新リストで、ベゾス氏は世界第3位の富豪にランクされた。マイアミの歴史家、ポール・ジョージ氏によると、べゾス氏の今回の購入が、同地域の人気の高さを物語っているという。ジョージ氏は、13人の警察官が常駐するこの島の人気について、タイムズ紙に語った。「マイアミには勢いがあり、富豪や有名人、美男美女が、主住居であれ別荘であれ、不動産を購入しています。マイアミは半球最大のホットスポットのひとつになりました」 「警備は厳重です。邪魔されないために、住民たちはそのためにお金を惜しまないんです」