大ヒット韓国ドラマ「私の夫と結婚して」で、パク・ミニョンを陥れる親友チョン・スミン役を演じ、ブレイクを果たした女優のソン・ハユン。彼女に学生時代のいじめ加害者疑惑が浮上する中〝いじめ被害者のおじ〟と名乗る人物が登場し「甥がソン・ハユンの所属事務所から2次被害を受けている」と訴えていると7日、複数の韓国メディアが報じた。
そのおじは5日、ソン・ハユンのいじめ疑惑を最初に報道したJTBC「事件班長」YouTubeチャンネルのコメント欄を通じて「学生時代、ソン・ハユンからいじめられたと主張する通報者のおじ」と始まる文章を投稿している。
同チャンネルでは最近「学生時代、ソン・ハユンにいじめられていた」という男性が「2004年8月に、1学年先輩のソン・ハユンに理由も分からぬまま、90分間頰を殴られ続けた」と訴えており、また「ソン・ハユンの元彼が不良だったため、怖くて反抗できなかった」「現在も謝罪を受けていない」と主張。しかしこの訴えに、一部では「小柄なソン・ハユンに、男子生徒が90分も殴られ続けるという話は納得できない」という意見が寄せられていた。
おじは、投稿文でこの意見に触れ「男子生徒が、女子生徒に暴行されるということについて、不思議に思う人がいるかもしれないが、甥は幼児期に病院で大手術を受けており、体が小さい」と説明。続けて「甥がアメリカで大学を卒業し、良い職場で働いているため、(いじめ被害を)忘れて生きていた。今日、妹から電話が来て事態を知った。所属事務所が2次加害をしているようなので、ここに書く。なぜ、暴力の理由が言えないのか」「なぜ、真心込めた謝罪ができないのか。両親の立場なら、血の騒ぐ思いだ」と怒りをにじませた。
ソン・ハユンの所属事務所である、KINGKONG by Starshipエンターテインメントは、彼女のいじめ加害疑惑が浮上した際「ソン・ハユンが学校暴力に巻き込まれ、強制転校させられたことは事実」と認めながらも「通報者とは面識がない」と反論。さらに「当社は今後、本件に対する事実関係の確認と、法務法人を通しての法的な検討を行い、通報者サイドには民事・刑事上の措置および、JTBC『事件班長』に対して放送禁止処分など、必要な全ての措置を検討している」と強硬姿勢を見せている状況だ。