タレントの倉持由香が４日、ＮＨＫＥテレ「バリバラ」で、２歳の長男が自閉スペクトラム症であることを公表した。
番組は障害者とｅスポーツについて特集。障害を持つゲーマーと芸能界きってのゲーマー、野田クリスタルが対戦する映像などを紹介した。
スタジオの倉持は「実際、私も小学生から大学まで不登校になってしまって。コミュニケーションを取るのが苦手で。でも大学の時に行っていたゲームセンターで夫としりあって、仕事もうまくいって、ゲームで救われた」としみじみ。
その流れで「２歳８カ月の息子がいて、昨年末に自閉スペクトラム症の診断を受けまして。なかなか保育園でもコミュニケーションがとれなくて…」と打ち明けた。
夫のプロゲーマーのふ～どからは「生まれ持ったものだから、ここからどう攻略していくかを考えていこうって言ってくれて…」と、夫の言葉に支えられたとも告白。「自分で黙々と遊ぶのは得意。ゲームをするようになったらゲームでお友達とコミュニケーションが取れたらいいかな」という願いも語った。
スタジオからは「自閉症でも、子はよく聞いている。よく分かっている」「お父さん、お母さんだけで抱え込まないで」などの助言もあり、倉持も思わず涙。「ありがとうございます。昨年末に言われた時は、結構衝撃を受けてしまって。今後どうしたらと、家族の人生どうしたらと、不安に思ってしまうこともあった」と正直な気持ちを吐露。「今日は来て良かった。息子の可能性を狭めずに、やりたいことをやらせてあげるようにサポートしたい」と笑顔を見せた。
放送後、倉持はＸを更新。「私達の息子の湊は昨年末に自閉スペクトラム症と診断されました。東京都の愛の手帳も取得し、４月から保育園の他に療育にも通う予定です」と説明。「他のお友達とコミュニケーションが取れなかったり、目が合わなかったり、名前を呼んでも振り返らなかったり、偏食が激しかったり、物を並べたり、くるくる回ったり、寝かしつけに時間がかかったり…いろいろな特性はあるのですが、最近は単語がポツポツでてきたりと、息子なりにゆっくり、ゆっくり成長しています」と現状を説明していた。
