アイドルプロデュースゲーム「アイドルマスター(アイマス)」の人気キャラクター高槻やよいの誕生日となる3月25日を前にした24日、2022年から観光大使を務める大阪・高槻市の安満遺跡公園でバースデーイベントが行われた。
雨が降ってもファンの熱気は衰えなかった。3周年バースデーを記念した高槻やよいの新グッズ・高槻市限定デザインの缶バッジやアクリルスタンドが午前10時期から販売されると、正午過ぎには完売した。
昨年大好評だった高槻やよいの声優を務める仁後真耶子のトークショーも2年連続で開催。オープニングで詰めかけた1000人のファンから温かく出迎えられた仁後は「たくさんの拍手、ありがとうございます。楽しい時間を過ごしてください」と感激の面持ちで「来年もまた来たいです」と笑みを浮かべた。
高槻やよいがラッピングされた市営バス「高槻やよいライナー」も展示。見学会には傘を差しながら待つ人の列ができた。また、約10倍の抽選から選ばれた40人が市内を循環する乗車体験も実施。高槻市観光協会の担当者は「25日の誕生日の1日前で、雨も降って不安だったんですけど、多くの方に来て頂いて、すっかり定着しましたね」と、同市の一大イベントと認知されていることに喜んでいた。
「アイドルマスター」は2005年にスタートしたゲームで、高槻やよいの誕生日にファンが「やよい軒高槻店」を訪れる現象が起きるなど10数年前から高槻市との関連が注目され、2022年に高槻市観光協会が観光大使就任を打診して就任する運びになった。