〝ピン芸日本一〟を決める「R-1グランプリ2024」が9日、東京・フジテレビで開催され、生放送された。ファーストラウンド2番手に登場したルシファー吉岡(44)が475点の高得点をマークした。
今年は2021年に始まったエントリー資格「芸歴10年以内」(アマチュアは参加10回目以内)を撤廃。ネタ時間は3分から4分に延長され、22代目王者の称号と優勝賞金500万円の獲得をかけて勝ち残った9人が激突した。
ルシファー吉岡は婚活パーティーをモチーフとしたネタを堂々と披露。4大会ぶり6回目の大舞台だが、出場資格が得られなかった過去3大会を除けば6大会連続となる実力者は「スタッフに『お帰りなさい』と言われましたが、締め出したのはそっちじゃん、根に持っています」と毒づいた。とはいえ、審査得点は475点(陣内智則96点、バカリズム94点、小籔千豊95点、マヂカルラブリー・野田クリスタル95点、ハリウッドザコシショウ95点)を獲得。満足そうにうなずいた。
ザコシショウからは「キャラ通りだから面白い。下ネタに落とし込んでいない、腕上げたなあ」と、バカリズムからは「本当に4分?8分くらいに感じた内容のネタ」と、称賛されていた。
1番手の真輝志の458点を上回り、暫定1位に立った。