日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ2023」決勝が24日、東京・テレビ朝日で行われ、最終決戦にはさや香、ヤーレンズ、令和ロマンの3組が進出を決めた。
ファーストラウンド3番手で登場したさや香は659点で暫定1位に立ち、守り続けた。8組目終了時に最終決戦一番乗りを決め、新山と石井は「エンゾやったでー」とネタに登場させたブラジル人の名前を挙げて大一番へ気合を入れた。
ファーストラウンド6番手で登場したヤーレンズは楢原真樹がひたすらボケまくり、出井隼之介が支え続けた。656点の高得点で暫定2位に立ち、9番手終了時点で進出を決めた二人は「エンゾやったでー」とさや香にかぶせて笑いを取った。
最後のイスは、ファーストラウンド10番手で登場したモグライダーと、1番手ながら648点の高得点を挙げ、暫定3位で粘った令和ロマンの一騎打ちとなった。
モグライダーは632点にとどまり、令和ロマンが1番手から最終決戦進出を決める快挙を達成した。
今大会は史上最多8540組が参加。第19代王者、賞金1000万円をかけた決勝。さや香、真空ジェシカ、ダンビラムーチョ、カベポスター、くらげ、マユリカ、令和ロマン、ヤーレンズ、モグライダー、この日の敗者復活戦を勝ち上がったシシガシラの10組で争われる。