俳優のジェヒ(43)が、前マネジャーに借りたお金を返さず連絡を断絶したとして、詐欺容疑で訴えられたことが明らかになったと28日、韓国メディアのスポーツ京郷が単独で報じた。
記事によるとジェヒと元マネジャーは6年間ともに働き、信頼関係を築いてきた間柄だったという。そんな中、ジェヒが23年2月に「アクターズスクールを作りたいのでお金を貸してほしい」と、マネジャーに要請。合計6000万ウォン(665万円)を借りてアクターズスクールを設立した。
しかし学校設立後「金策に走っている」「準備中だ」「もう少し待ってほしい」などと言い訳をし続け、返済期限が過ぎても一向にお金を返そうとせず、23年12月にとうとう連絡を絶たれてしまう。にもかかわらずジェヒはSNSで自身の近況をこまめに投稿し、ファンと交流。また「済州(チェジュ)島ふるさと愛寄付広報大使」に任命され、活動を継続している。
前マネジャーは「お金を返すと約束してから6カ月も時間を稼ぎ、それでも1ウォンも返済せずに私から潜伏した。そんな状態でも、芸能活動や広報大使、各種イベントをはじめ、誰でも見ることのできる個人SNSやYouTubeで活動し、近況を伝えている」とし「事実上、2次加害を受けている状況だ」と明かした。
またかつてジェヒが「移籍金(専属契約金)を多くもらって、借りたお金を返す」という理由で、マネジャーの勤務する所属事務所へ専属契約解除を要求。この主張に、マネジャーは裏切られたと確信、告訴へと踏み切った。
前マネジャーは刑事告訴とは別に、ジェヒに対して貸金返還請求訴訟も提起している。
ジェヒは1997年、ドラマ「山」で俳優デビュー。2005年、KBS2ドラマ「快傑春香」に出演し、スターダムへと登りつめた。最新出演作は、2021年に放送されたドラマ「ごはんに願いを~人生逆転レストラン~」がある。