「のだめカンタービレ」原作者は「辛い…。辛すぎる」、「セクシー田中さん」芦原妃名子さん急死受け

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
シナリオ(画像はイメージ=megaflopp/stock.adobe.com)
シナリオ(画像はイメージ=megaflopp/stock.adobe.com)

 漫画「のだめカンタービレ」の原作者、二ノ宮知子氏が29日、自身のX(旧ツイッター)で「辛い…。辛すぎる。」、「自分の作品を一番大事に思っているのは自分なんだと号泣した日の事を思い出して、また涙が止まらない」、「今、誰かを責めようとしている人たち。もう本当にやめて欲しい」と連続して投稿。漫画家・芦原妃名子さんの訃報に対するコメントとみられ、深い悲しみを吐露した。

 芦原さんは26日、Xとブログで自身原作のドラマ「セクシー田中さん」の脚本をめぐって局側と折り合いがつかず、自らが9、10話の脚本を書くことになった経緯を説明。ドラマの現場と芦原氏の間に乖離があった点などを記し、ネット上で大きな反響を呼んでいた。そして28日に該当する投稿を削除し、ブログを閉鎖。最後のポストは「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」だった。29日に自殺とみられる訃報が伝えられた。

 二ノ宮氏は27日に「原作者が予め条件を出すのは自分の作品と心を守るためなので、それが守られないなら、自分とその後に続く作家を守るためにも声を上げるしかないよね…」、「因みに、改変が悪いわけではなくて、予め出した条件が守られているかどうかが問題だと思っています」と自身のXで投稿。芦原さんと同じくドラマ化作品の原作者としての考えを投稿していた。

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