チャールズ国王 異例の前立腺肥大治療発表は「男性に検査奨励」のため 自ら公表に積極的

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チャールズ国王
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 英国のチャールズ国王(75)が前立腺肥大の治療手術を受けることになった。国王は来週、「良性」とされるこの症状の「是正処置」のために入院し、術後は短期間公務を休み回復に専念するという。

 バッキンガム宮殿は17日、声明を発表、こう説明している。「毎年、何千人もの男性がそうするのと同様に、国王は前立腺肥大の治療を受けています」「国王陛下の病状は良性であり、来週、入院し、是正処置を受ける予定です。国王の公務は、短期間の療養のために延期される予定です」

 ある情報筋がメール・オンラインに語ったところによると、国王は現在スコットランドのバルモラル城内にある私邸バークホールに滞在中で、そこで診断を受けたという。また国王の健康状態についての詳細を公にすることは英王室では異例なことだが、同じような症状がある他の男性に検査を受けるよう奨励するために、国王は自身の病状を「熱心に」公表したがったと同ニュースサイトは伝えている。

 一方皇太子夫妻の公務を管理するケンジントン宮殿は、同日の午後2時に、キャサリン皇太子妃(42)が腹部の手術に成功し、病院で治療を受けていることを別途発表、そのわずか90分後に国王の手術が報じられるかたちとなった。

 国王は今週、スコットランドのエアシャーにあるダンフリース・ハウスで一連の会合やイベントを予定していたが、現在延期とされている。

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