性加害告発者に猛反論!米の大物バンドメンバーが約3億4千万円の損害賠償請求訴訟起こす

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 ニック・カーター
 ニック・カーター

 人気バンドのバックストリート・ボーイズのニック・カーター(43)が、性的暴行の告発者に対し名誉毀損訴訟を起こした。ニックはここ数年、多くの女性から性的暴行で訴えられているが、告発者たちは単に自分から金をゆすり取ろうとしているだけだと主張、申し立てに反論している。

 ザ・ブラストが入手した新たな法的文書の中でニックは、知名度を利用しそれに便乗して利益を得ようとする人たちによって、自分の名前が中傷されることは許さないと容疑を激しく否定しており、告発者たちが共謀して嫌がらせをしている事に対し自分は恐喝の被害者であると主張した。

 訴訟には「ルースとA.R.の訴訟は、カーターに対する嫌がらせ、中傷、恐喝を目的とした共謀者たちによって画策された、約5年にわたる陰謀の集大成である。このキャンペーンは#MeToo運動によって開始され、強化された」とあり、2017年にメリッサ・シューマンが2003年にニックから性的暴行を受けた事を書いた「卑劣な」ブログが疑惑の発端となったと主張している。ニックは、シューマンとその家族が陰謀計画のために他に2人の告発者を募ったと主張している。また、その共謀者とされる者たちが以前、民事弁護士を通じて自分から金を脅し取ろうとしたが、申し立て内容の詳細調査の後にその計画は破綻したという。

 さらに訴状には、告発者たちが恐喝計画の一環として、ニックの弟で2022年11月に34歳で亡くなったアーロン・カーターと手を組んだとも記されている。

 ニックは精神的苦痛に対する235万ドル(約3億4千万円)の損害賠償、懲罰的損害賠償、弁護士費用を求めている。

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