女優マーゴット・ロビー(33)が、映画『バービー』続編への期待に水を差した。昨夏の大ヒット作で主演したマーゴットは、同作にすべてを注ぎ込んだことから、現時点では自分やグレタ・ガーウィグ監督にとっても続編は優先事項ではないと説明した。
自身の製作会社ラッキーチャップ・エンターテインメントを通して、この映画のプロデューサーを務めたマーゴットは、バラエティ誌に語った。「今の時代、誰もがすぐに続編の話をするのはおかしいわ。20年前はそうじゃなかったと思う。これは3部作になるように作られてないの」
「『バービー』にはすべてが注ぎ込まれた。それがグレタのやり方よ。彼女はすべての映画を空っぽで終わらせる。次の映画を作ることはできないと感じながらね。だって自分の持っているすべてをあの作品に注ぎ込んだんだから。彼女が、もしくは私達が再びそのカップを満たすには何が必要なのかわからない」
マーゴットは『バービー』が映画業界に与えた影響を再現する他の映画を作りたいと説明した。「『バービー』のような影響を与える映画をもっと作りたい。それが『バービー』の続編であるかどうかはわからない。素晴らしい映画監督と莫大な予算、そして背後にある巨大なコングロマリットの信頼を得て、本気で勝負するような、大きく、大胆で、独創的な別のアイデアではだめなのかな?私はそうしたいわ」
マーゴットは『プロミシング・ヤング・ウーマン』や 『Saltburn』などの映画を同製作会社で作っており、将来はカメラの後ろに立って監督をしたいという願望があるいう。