韓国メディアのStarNewsは29日、BTSメンバーV(ブイ)の誕生日(12月30日)を控えて、世界中のファンが祝福イベントを準備中だと報じた。Vは12月11日に、韓国軍隊へ入隊している。
まず韓国のファンベース「キム・テヒョン(Vの本名)サポーターズコリア」「キム・テヒョン音源情報チーム」「V INSIDE」は、連合で現在Vのいる忠南論山(ノンサン)陸軍訓練所周辺でサポートを行うという。
訓練所近くの空には、誕生日のお祝いと軍服務を無事に終えることを願う思いと、国軍兵士たちへの労いの思いが込められた大型アドバルーンを浮かべる。そしてVが野外訓練の際に通り過ぎる時に肉眼で見える位置には、12月26日から24年1月16日まで大型横断幕3個を設置。「キム・テヒョンサポーターズコリア」は、論山訓練所のすぐ前にも誕生祝いの横断幕を設置している。
そして日本のファンベース「テテユニバース」は、大阪の道頓堀川にVの誕生日を祝うアドクルーズを運航する予定だと明かし、異色なイベントで関心を集めた。Vの初のソロアルバム名から「Layover号」と名付けられたクルーズは、大阪の観光名所となっているグリコの電光掲示板があるメインストリートを出航。船内では「Layover」の収録曲が流れるという。
「テテユニバース」は、日本のみならず韓国でもVの誕生日を祝福する。「テテと日本ARMY(ファン名称)号」と命名したラッピングトラックを、所属事務所であるHYBE周辺をはじめ、江南(カンナム)、光化門(クァンファムン)などソウル一帯で運行することを告知した。
そしてV名義で非営利団体への寄付も実施。寄付金は子どもたちのための食事やアート体験ができる、子どもホスピスアートスクールなどに使われる予定だ。
またK-POP最大のファンページである「NUNA V」は、新韓銀行明洞支店のデジタルキャンバス、東京・新宿の大型街頭デジタルビジョン「ユニカビジョン」、大阪道頓堀にある「ツタヤエビスバシヒットビジョン」でVの映像広告を放映することを予告した。
初めて本人不在となる誕生日も、ファンは変わらず応援し愛情を送り続ける。