冷え込む季節には、おでんなどの鍋料理が身に染みる。具材のうまみがスープに溶け込めば溶け込むほど美味しさは増していくのだが、だからこそ陥りがちな落とし穴も。鍋料理やスープ料理に関する失敗談が「私もそうなのよね」「これめちゃ分かる!やるやる!」「煮込んでいけば何とかなります」と共感を集めている。
「どうしてわたしは毎回毎回スープの具材の量をこう間違えてしまうのか」
共感を集めているのは、ろすさん(@3210ponta)が20日、自身のX(旧ツイッター)に投稿した悩みだ。一緒に投稿された写真には、大きめの鍋からあふれんばかりの具材。もはやスープがあるのかどうか分からないが、これだけの具材のうまみが詰まったスープは美味しいこと間違いなしだろう。
この日はポトフを作っていたというが「普段からスープ全般、量を間違えがちです」と、ろすさん。おでんなど数多くの具材を組み合わせる料理でも間違えるという。どのみち具材を多く入れてしまうのならと鍋を大きくしてみたが「鍋が大きくなったという心の余裕からか具材も自然と増えてしまっているように思います」と明かした。
ただ、同じような失敗談を持つ人は多いようで、投稿には23日時点で1.7万件のいいねが集まり「私もそうなのよね」「これめちゃ分かる!やるやる!」「わかります、最終的にスープじゃなくて煮物になりますよね」「毎回鍋に具材入れてからふたが閉まらない事に気づく」など共感の嵐。また「煮込んでいけば何とかなります」「ふたのせれば大丈夫です!」「大丈夫!減るはず!」など煮込むことでかさが減ることを見越す声もあった。
ろすさんは「みんな、ふたで押さえつけて野菜が小さくなるのをじっと待つんだなと思いました」と気持ちを共有。ふたを押さえつけるという力業を駆使しつつ「鍋に収まったことで達成感まで感じているんだろうなと思いました」と分析した。
調理過程はどうあれ出来上がったスープは間違いなく美味。また、ポトフを作りすぎた際は「クリーミースープの素」と水を加え、即席クリームシチューにアレンジするという楽しみ方もあるという。具材の量は間違えても、その味は間違いない。それがついつい具材が増えてしまう理由かもしれない。