スコットランド出身のシンガーソングライター、ルイス・キャパルディ(27)の資産が昨年500万ポンド(約9億円)を超えたことが明らかになった。最近はトゥレット症候群の症状が悪化したことから音楽活動を休止しているルイスの2つの会社の収支計算書には、一連のヒット曲とソールドアウトとなったコンサートのおかげで収入がアップしていることが記されている。
ルイスの印税を管理するフェイス・ライク・サンダー社の資産価値は、昨年から150万ポンド(約2億7000万円)アップの380万ポンド(約6億9000万円)となっており、コンサート収益を管理するフェイス・ライク・サンダー・ツアリング社は130万ポンド(約2億3000万円)の資産を所有しているという。4年前のルイスの収入は1万6417ポンド(約300万円)しかなかったものの、2019年にファーストアルバム『ディヴァインリー・アンインスパイアード・トゥ・ア・へリッシュ・エクステント』がチャートの首位に上りつめたことで人生が一転していた。
5月にリリースしたセカンドアルバム『ブロークン・バイ・ディザイア・トゥ・ビー・ヘヴンリィ・セント』がチャート1位を飾る成功を収めていたルイスだが、2022年に診断を受けたトゥレット症候群の症状が悪化、6月に出演したグラストンベリー・フェスティバルのステージでは同症候群の症状であるチックが出て歌が歌えなくなるなど辛い経験をしたことを受け、活動休止を発表していた。