「今年、年賀状は送らない」20代で6割超 背景にデジタル化「SNSなどで代用できる」「準備が面倒」

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
 ※画像はイメージです(tamayura39/stock.adobe.com)
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 長年一般的とされてきた年末の贈答文化・年賀状。しかし近年、デジタル化の加速などを背景に、その認識に変化がみられる。キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を開発・運営するライボ社の調査機関「Job総研」はこのほど、20~50代の社会人男女900人に対して「2023年 年賀状と歳暮の意識調査」を実施。20~30代のデジタルネーティブ世代の“年賀状離れ”が目立つ結果となった。

 調査結果によれば、2023年度の年賀状を“送らない派”が過半数(51.5%)を占めた。内訳は「送らない」が35.9%、「たぶん送らない」が15.6%だった。年代別の“送らない派”をみると、20代が61.8%で最多。次いで、30代(52.0%)、40代(46.4%)、50代(41.3%)となり、年齢を重ねれば重ねるほど“送る派”が増える結果となった。

 また、年賀状の必要性を聞くと“必要ない派”が過半数(54.3%)を占めた。内訳は「全く必要ない」が19.1%、「必要ない」が16.4%、「どちらかといえば必要ない」が18.8%だった。

 「年賀状は必要ない」とした488人にその理由を聞くと、最多は「(SNSなど)他の手段で代用できるから」(49.4%)とデジタル化が背景に潜む結果に。次いで「準備が面倒だから」(44.9%)、「作る時間がないから」(37.1%)が続いた。

 一方「年賀状は必要」とした412人にその理由を聞くと、最多は「コミュニケーションになるから」(30.6%)という結果に。また「毎年恒例だから」(23.1%)、「忖度(そんたく)のため」(18.2%)も上位に名を連ねた。

 ここで、よろず~ニュースでも「年賀状文化の必要性」に関してアンケートを実施!下のアンケートシステムからあなたの考えを投票してみてください!

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