立憲民主党の泉健太代表(49)が1日、国会内での会見で、国民民主党の前原誠司代表代行(61)が同党を離党し、新党「教育無償化を実現する会」を結成する動きに触れ「良い決断をしたということではないかと思っております。気持ちはわからないわけではない」と述べた。
泉氏は、国民民主党が2023年度補正予算案に賛成したことを挙げ「岸田政権が選挙目当ての減税を言って、国民の評価がより下がって、むしろもう岸田政権は代えていこうではないか…そして自民党の支持下がるという状況にあって、岸田政権の問題だらけの補正予算に賛成をしたということで、耐えられなくなった」と、前原氏の胸中を推察した。
前原新党との連携については「中身をつぶさに知っているわけではない。(前原氏との)直接のやりとりってのはまだです。どこかの党の連携ってのは相手があること。どういうスタンスかわからなければ、アプローチをするつもりがあることもわからない。今の時点でこちらでどうこうっていうのはない」とした。
野党再編への影響を問われた泉氏は「そんなにたぶん、ないんじゃないか。再編というのはもう少し大きい概念。(他党との)合流とかでいうことであればその範囲の話」と話した。