「自然の神秘」ロール状の雪がフロントガラスに鎮座 12年前に神奈川で撮影「きれいに丸まるものですね」

藤丸 紘生 藤丸 紘生
雪の日の奇跡 まるで雪のロールケーキ アイラップ公式X(@i_wrap_official)より
雪の日の奇跡 まるで雪のロールケーキ アイラップ公式X(@i_wrap_official)より

 11月下旬、X(旧・ツイッター)では「二度と撮れない画像を貼れ」のハッシュタグを添えた貴重な写真や奇跡的なショットの投稿が流行している。なかでも、車のフロントガラスに横たわっていた奇妙な雪の写真が「自然の神秘」「雪がこんな風に巻き巻きになるなんて」と話題を呼んでいる。

 投稿したのは、岩谷マテリアル社が発売しているマチ付きポリ袋「アイラップ」の公式X(@i_wrap_official)。神奈川県で撮影したという「雪の日の奇跡 まるで雪のロールケーキ」と紹介した写真を見ると、車のフロントガラス下部に棒状の雪がでーんと乗っかっている。特筆すべきはその側面。ただ棒状なだけでなくロール状になっていることが分かる。まさに“雪のロールケーキ”というべき自然のいたずらだ。

 27日現在で1600件超えのいいねが集まり、「きれいに丸まるものですね、自然の神秘」「雪がこんな風に巻き巻きになるなんて初めて見ました!」「わー、おしぼりだー」「神奈川でこれはすごい」などの声が寄せられた。また「雪まくり」というワードもちらほら。「雪まくり」とは雪が風によってまくり上げられ、ロール状に大きくなっていく現象だ。

 写真を撮影した同社のSNS担当者によれば、撮影日は2011年2月10日深夜。場所は南林間駅(小田急江ノ島線)近くだったといい「初めて見る光景でビックリしました」と当時を回想した。また、記者もそうだが投稿の反響で初めて「雪まくり」という現象を知ったという。

 雪があまり降らない地域で育った人にはなじみのない「雪まくり」。出会うことができたら、少し気分が上がりそうだ。

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