日本維新の会の馬場伸幸代表(58)が24日、国会内での定例会見で、23日に大阪、神戸両市で開催された阪神、オリックスの優勝記念パレードについて「多くの皆様方、お集まりいただいた方の目の輝きが素晴らしかったのではないか。政治というのは、やはり国民の皆さん方に夢や希望を持っていただく、ワクワクドキドキするようなシチュエーションを作っていくのは最大の使命」と振り返った。
大の虎党として知られる馬場氏は、テレビの生中継でパレードを見たといい「昨日で今年の〝アレのアレ〟が終わると思うと、少し寂しい気持ちも。セ・リーグとパ・リーグが同じ場所で交代でパレードをする。これも大きな歴史として残るのではないか。関西の経済界の皆様の大きな協力によって、クラウドファンディングも最終目標金額を超えた」と、のべ100万人が詰めかけたパレードの成功を強調した。
馬場氏は「吉村(洋文)知事が、日本維新の会の共同代表である。横山(英幸)大阪市長が大阪維新の会の幹事長であるということは事実でありますけれども、それぞれ2人は公職、首長のほうに基づいた仕事をしている。あれだけ多くの人がワクワクドキドキ感を受け入れていただいたということは、私は非常に意味があったことであるという風に判断をしています」と、吉村氏と横山氏の大阪府知事、大阪市長としての働きを評価した。
大阪府と大阪市の職員が、手当や交通費の出ないボランティアとして警備などにあたっていたとの指摘には「いろいろ言われていますが、本当に拒否感がある方はお見えになっていない。ですから、自発的にボランティアでも大阪を盛り上げていくことに協力したいという本来公務員が持っている使命感。そういうものに基づいてです」と、強制にはあたらないとした。