SUPER JUNIORのキュヒョンが19日、ミュージカル「ベン・ハー」の楽屋に侵入してきた女性の持っていた凶器により負傷したと、韓国メディアにより報じられたが、加害女性のターゲットはミュージカル俳優、パク・ウンテだったことが判明した。キュヒョンの事務所は20日「日常生活に支障はない」と発表している。
韓国の複数メディアによると20日、パク・ウンテ関係者がファンコミュニティーに告知文を掲載し、パク・ウンテの「ベン・ハー」最終公演後の楽屋に面識のない女性が訪ねて来て、凶器で攻撃してきたことを伝えたという。そしてその女性を制圧する過程で、一緒にいたキュヒョンが助けてくれたことを説明した。
また「(パク・ウンテの)精神的トラウマが懸念され、絶対的に安静が必要だ。加害女性が今後、バックステージではなくファンイベントなどに乱入して俳優陣やファンに危害を及ぼす可能性があり、当分の間はファンイベントのような集まりを自制する方が良いだろうと判断された」と付け加えている。
事件発生直後、パク・ウンテは予定されていたファンイベントに出席し「(いまは)余裕がなく、かなり混乱した状態だ」と心境を打ち明けたという。
警察によると加害女性は「ファンである私をパク・ウンテが見分けられないことに腹が立ち、暴行に至った」と陳述していることが判明。しかしパク・ウンテ側は「(該当)女性のことは、全く知らない」とコメントした。
パク・ウンテは2006年にミュージカル「ライオン・キング」でデビュー。以降、数々の大作に出演し、韓国トップクラスのミュージカル俳優へと上り詰めた。そして現在もミュージカル界で多大なる人気を博している。