空を飛んでいるような幻想的な風景、まるで「氷の窓」だ。10月下旬、米アラスカ州の湖にガラスのように透明度の高い氷が張り、アイススケートを興じる人々の姿が撮影され、世界的に話題になっている。
撮影された映像によると、アイススケートを楽しむ人の足元に湖底にある大きな岩がはっきりと見える。現地に12年間住んでいるという撮影者は「このような現象は見たことがない」とし、10月末としては異例の寒さと乾燥した気候が、原因ではないかと話していた。
アウトドアのインストラクターを務める撮影者によると、湖でのアイススケートは危険が伴い、撮影した週にも湖に転落した人がいたという。そのため安全対策を徹底することが重要だと強調していた。
現在、この湖は雪が積もっており、この幻想的な風景は見られないという。