お笑い芸人・なかやまきんに君(45)、俳優のケイン・コスギ(49)による異色ユニット、パーフェクトパワーズが漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2023」の準々決勝進出を果たした。主催者が9日、東京会場で行われた3回戦に出場した256組から勝ち残った86組を発表した。
快進撃が止まらない。オズワルド、インディアンス、ヨネダ2000、東京ホテイソン、男性ブランコ、ダイヤモンドらM-1の決勝舞台を経験した実力者の中にパーフェクトパワーズの名前が入った。
結成は今年7月。昨年の準々決勝進出組に与えられるシード権は当然持たず、10月4日の1回戦から登場。タンクトップで筋肉美を強調した風貌、「筋肉番付」「SASUKE」など過去の人気テレビ番組をテーマに、ケインが一生懸命にボケて、きんに君が元気よくツッコむネタで大爆笑を集めていた。
1回戦後には「出るからにはSASUKEとM―1の完全制覇を狙います」と誓っていたきんに君。関西会場から準々決勝進出を決めた37組とともに進む準決勝は11月20日に大阪・なんばグランド花月、同21日に東京・ルミネtheよしもと、同22日に東京・ルミネtheよしもとで行われる。決勝、敗者復活戦は12月24日に実施される。同大会には過去最多となる8540組が参加した。
他の異色コンビでは、現役東大生オノハラと現役早大生ホリコシによるアマチュアのナユタが、東京会場から準々決勝進出を決めた。