横須賀美術館が韓国絵本の躍進支える9人の作家にスポット「となりの国の絵本 躍動する韓国イラストレーションの世界展」開催

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
イ・ミョンエ 『ぼくって、すてき?』 (韓国語版、2022年発行)
イ・ミョンエ 『ぼくって、すてき?』 (韓国語版、2022年発行)

 横須賀美術館では11月18日から12月24日まで、現代韓国の絵本の世界を代表する、9人の作家の作品を紹介する「となりの国の絵本 躍動する韓国イラストレーションの世界展」を開催する。

 K-POPやK文学など、日本でも韓国のさまざまな現代文化が支持を集めているが、絵本も例外ではない。

 韓国絵本は近年、国際的な絵本コンペの場で受賞を重ね、国境を越えてますますその存在感を強めている。特に2020年代に入ってからは「国際アンデルセン賞画家賞」を受賞したスージー・リー、「ブラチスラバ世界絵本原画展 金のりんご賞」を受賞したイ・ミョンエなど、多数の韓国人絵本作家が話題をさらっている。

 本展はこのような活況を呈する韓国絵本を、日本で初めてまとまった規模で紹介する展覧会であり、前述の作家をはじめ、韓国絵本の躍進を支える9人の作家にスポットをあてて、絵本原画やその制作過程のスケッチなど約200点を展示。

 出品作家は、スージー・リー、イ・ミョンエに加え、1990年代から絵本の世界で活躍し日本でも親しまれているイ・ヨンギョン、ハン・ビョンホ、キム・ドンソン、キム・ジェホン。また、その活躍が知られていながら日本では未翻訳のソ・ヒョン、イ・ギフン、パク・チョルミンまで、韓国発・絵本の世界の最新見取り図を紹介する予定だ。

「となりの国の絵本 躍動する韓国イラストレーションの世界」展
会期:2023年11月18日(土)~12月24日(日)10:00-18:00
*休館日12月4日(月)
会場:横須賀美術館(横須賀市鴨居4-1)1階企画展示室
主催:横須賀美術館
企画協力:株式会社イデッフ
協力:申明浩
助成:公益財団法人 韓昌祐・哲文化財団
後援:駐日韓国文化院
観覧料:一般1300円(1040円)円/高大・65歳以上1100円(880円)/中学生以下無料 *( )内は20人以上の団体料金、*高校生(市内在住または在学に限る)は無料、*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添の方1人は無料
関連事業:講演会、ワークショップ、学芸員によるギャラリートークを予定。
*詳細はHPでご確認ください
https://www.yokosuka-moa.jp/

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