キム・テミンさんが脳出血で急死、45歳 韓国の情報番組で看板リポーターとして活躍

椎 美雪 椎 美雪
キム・テミンさんが脳出血のため、45歳という若さで急逝した(出典:キム・テミン Instagram)
キム・テミンさんが脳出血のため、45歳という若さで急逝した(出典:キム・テミン Instagram)

 韓国放送局のMBCで平日朝に生放送されている番組「生放送 今日の朝」(原題)の看板リポーターとして活躍していたキム・テミンさんが、10月30日の出演後に急死したと韓国メディアが一斉に報じた。45歳だった。

 記事によると、いつものように生放送を終えて帰宅、朝食を食べて昼寝につくと、そのまま目覚めることなく午後2時ごろに亡くなったと、遺族が明かしたという。キム・テミンさんは2018年に結婚、妻と娘の3人家族だった。

 故人は持病を持っておらず、死因は脳出血だった。

 キム・テミンさんは2008年から同番組に出演し、最古参メンバーとして活躍。またMBNの「生情報広場」(原題)のリポーターとしても知られていた。

 この突然の訃報に、同僚は大きな衝撃とショックを受けている。

 故人と親友だったというコメディアンのオ・ジョンテは、自身のインスタグラムで「『今日の朝』で15年間リポーターを担当していたキム・テミン、愛する弟が天国へ行ってしまった。そこでも夢をかなえてくれ」とつづり、哀悼の意を伝えた。

 また親交のあった、リポーターのコ・ウンジュも「呆然としてむなしく、一体どうして涙が止まらない。この状況が信じられない。まだあなたを空へ送る心の準備ができてないのに、どうしたらいいの」と悲しみの深さを吐露している。

 現在、キム・テミンさんのスマートフォンのロック解除ができず、生前縁のあった親しい友人知人へ訃報を伝えることができない状況だという。

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