ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題をめぐる2日のジャニーズ事務所の会見で、会見を運営したPR会社「FTIコンサルティング」が特定の記者を指名させない「NGリスト」を作成していた問題で、FTI社は5日、リストの存在を認め釈明した。
同社は「一部報道について」とした声明を発表。NGリストについて「この資料は限られた会場使用時間の中で会見の円滑な運営準備のために弊社が作成し、運営スタッフ間で共有したもの」と作成、存在を認めた。
ジャニーズ事務所の関与について、同社は「作成や運営スタッフの共有を含め一切関与しておりません」と否定した。
2日の会見で、特定の記者を指名しなかったどうかについては「実際の会見の進行においては、こうした資料に関わらず、登壇者、司会者の判断のもと、幅広い媒体の記者の皆さまにご質問頂くこととし、貴重なご意見を頂戴したところです」と説明した。