ドラマ「シグナル」や「模範タクシー」などで知られる俳優のイ・ジェフンが、緊急手術をしたことが明らかになった。
複数の韓国メディアによると、イ・ジェフンは4日に開幕する「第28回 釜山国際映画祭(BIFF)」開幕式の司会を務める予定だったが、これを降板すると発表。その理由が、虚血性大腸炎による緊急手術だったという。
イ・ジェフンの所属事務所であるCOMPANY ON(カンパニー オン)は2日「イ・ジェフンは1日の夜、ひどい腹痛に襲われ病院へ行ったところ、虚血性大腸炎と診断され、緊急手術をした。現在は手術を無事に終えて、回復に向かっている」と明かした。
虚血性大腸炎とは、大腸に酸素と栄養を供給する血流の減少で、血液の流れに問題(大腸組織の損傷など)が生じて発生する大腸炎の一種だ。〝老人性疾患〟とよく言われるが、糖尿病や高血圧などの生活習慣病、過去に腹部手術を受けた経験のある人にも発生する可能性があるという。
若い患者である場合、慢性生活習慣病よりも便秘が原因で発症する場合が多いことが調査されており、実際は年齢問わず軽視できない疾患だ。
イ・ジェフンの司会降板発表後、「釜山国際映画祭」サイドは、新たな男性司会者は立てず当初より決定していた、女優のパク・ウンビンに単独で司会進行をしてもらうことを決定。また5日に行われる「釜日映画賞」でも、イ・ジェフンは女優のイ・ソムと司会をする予定であったため、主催側は関連事項について論議中であることが伝えられた。