残すところあと3カ月を切った2023年。今秋は多くの漫画や書籍作品のアニメ、ドラマ、映画化が控えている。総合電子書籍ストア「ブックライブ」が公開した「2023年 秋のメディア化作品注目度」アンケートをもとに、注目作品を紹介する。同調査では、ブックライブ会員2392人を対象に、2023年秋(10~12月)に放送・公開になるメディア化作品の注目作を調査した。
1位に輝いたのは「SPY×FAMILY」(遠藤達哉/集英社)。22年4月にTVアニメSeason1が放送され、国内外を問わず注目を集めた。待望のSeason2が10月7日より放送開始されるほか、12月22日には映画「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」の公開予定。前シーズンを超えた期待感がランキング結果に反映された。回答者からは「原作も面白いし、Season1も作画、声優、OP・EDなど総合的に素晴らしかったので」「面白い家族関係、良いストーリー、めちゃくちゃ好きなキャラデザ!見ていてとても楽しいアニメ」「とにかくアーニャがかわいい!」などの声が寄せられた。
3位には「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)がランクイン。19年4月に西島秀俊、内野聖陽のW主演で放送されたドラマseason1(テレビ東京系)が大きな注目を集め、21年には映画化した。今秋、待望のドラマseason2が放送されるとあり、話題を呼んでいる。回答者からは「主役のふたりの空気が原作そのまま。今までのシリーズが面白かったから、season2にも期待」「season1も楽しんで見ました。西島さんと内野さんの再現度の高さ。今回も楽しみでしかありません」などの声があがった。
5位に入ったのは「翔んで埼玉」(魔夜峰央/白泉社)。19年にGACKT、二階堂ふみのW主演で実写映画化。独特な世界観とセンセーショナルな内容で「埼玉ブーム」を巻き起こした。続編となる映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」(11月23日公開予定)では、関西をも巻き込んだ“東西ディスり合戦”が予想され、期待感が増している。回答者からは「ぶっ飛びすぎて、また突っ込みどころ満載なのが、面白すぎます!」「あのGACKTが見られると思うと本当に楽しみ!シュールな笑いが好きなのと、なにより埼玉県民なので!応援してます(笑)」などの期待の声があった。
以下、2023年秋のメディア化注目度ランキング 1~5位(総合電子書籍ストア「ブックライブ」調べ)
1位 SPY×FAMILY 【アニメ化】
2位 薬屋のひとりごと 【アニメ化】
3位 きのう何食べた? 【ドラマ化】
4位 葬送のフリーレン 【アニメ化】
5位 翔んで埼玉 【映画化】