歌手であり俳優のピ(Rain)が、自身が不動産から85億ウォン(約8億5000万円)をだまし取ったという報道に反論した。
ユーチューバーのク・ジェヨクは25日、自身のチャンネルを更新。「85億ウォン規模の不動産虚偽物件を売った疑いで、ピが詐欺容疑で告訴された」と明かした。情報を提供したというA氏によると、A氏が所有している建造物と、ピの所有物件を互いに販売するという取引が成立。
A氏は物件を確認するためピの自宅を訪問しようとしたが、私生活侵害を憂慮しこれを拒絶したと主張する。そして契約後に確認した物件の実態は、不動産仲介業者が見せた写真と完全に違っていたという。こうしてA氏はピを相手取り、8月に告訴状を提出したと伝えた。
これを受け、ピの所属事務所であるRain Companyは「売主が芸能人という理由だけで、度が過ぎた人を傷つける行為に過ぎない」とコメント。また「常識的に考えても、数十億ウォンもする物件を写真だけ見て購入するということ自体、とんでもない話だ。不動産を売買する時に、提供または確認する登記簿謄本や建造物台帳だけ見ても、買い手の主張は当たらない。外観だけ見ることも可能だったはず」と怒りをにじませた。
「買い手の主張が虚偽である証拠はすでに確保した」という同事務所は「虚偽の事実で告訴した場合、これを法的手続きに証拠資料として提出する。取引成立後にこのようなことをするのは、悪意ある誹謗中傷としか思えない行為だ」と付け加えた。