9月21日から24日まで幕張メッセで開催された展示会「東京ゲームショウ2023」(TGS)で、ニンテンドー3DS・2DSで利用できる懐かしのサービス「すれ違い通信」を起動したところ、一日で10人以上の人とすれ違った驚きの報告がXで注目を集めている。
「すれちがい通信」は外出時、すれ違った人とゲームを通じた情報のやりとりができるサービス。多くの人に愛されていたが、3DS・2DSが20年9月に製造終了となったことや、ニンテンドーの最新携帯ゲーム機であるスイッチの台頭につれ、利用人口は減っていった。
そんな懐かしのサービスを令和5年のTGSで起動したのが、にてん(@niten_NTDLOVE)さん。23日の午後1時ごろ、2DSの画面を見てみると「今回の入場 10人 信じられない!!」との文字が映り、会場内に最低でも10人もの〝同志〟がいることが分かった。思わず、こっちのセリフだ!とツッコみたくなる報告に、にてんさんは「TGS、いくらなんでもすごすぎる」と投稿。ゲーム好きが集まるTGSならではの出来事だった。当時の心境について「感無量でした。大好きな3DS(2DS)が未だに多くの人に遊ばれているという実感が湧きましたし、全盛期の頃を回顧し涙が出そうになりました」と振り返った。
「すれちがいMii広場の追加コンテンツを、まだ全クリしていない」と、同サービスを現在もやり込んでいるいるというにてんさん。一日のイベントで10人とすれ違うのは、現在では非常にレアな体験だという。「私がこの人数を体験したのはカービィ30周年フェスイベント以来ですので約1年ぶりとなりました」とすごさを語った。最終的に一日で18人の〝同志〟とすれちがった。
投稿は26日までで9900超のリツイート、8万超のいいねを獲得する大反響となった。ユーザーから「今でも3DS持ち歩く人いるんだね~」「おお!伝説の神ゲー!」「すごすぎて草」「信じられねぇ...」「今でも10人すれ違うのはすごいですねw」「え?これが2023年の話?」など懐かしや驚きの声であふれた。にてんさんは「小さな私の発信が、多くの方々に懐かしさと希望を与えられたことを大変うれしく思います。『2日目のTGSには3DSを持って行こう』という感想が多く、TGSや私のポストを通して再度すれちがい通信が活性化した点に、胸が熱くなりました!」と感想を語った。