54歳で急死したプレスリーの娘 ローン返済を怠ったと融資会社から遺産団体が提訴される

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リサ・マリー・プレスリー
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 歌手のリサ・マリー・プレスリーの遺産団体が、380万ドル(約5億6000万円)のローンをめぐって民間融資会社から提訴されている。

 「エンターテイメント・トゥナイト」が入手した法廷文書によると、1月に2度の心臓発作と腸閉塞を併発し54歳で亡くなったリサ・マリーが、2018年のローンの返済を怠ったとして提訴されたもので、ナウサニー・インベストメンツ・アンド・プライベート・レンディングは、リサ・マリーは2022年5月までにローンを全額返済していなければならなかったと主張している。

 エルヴィス・プレスリーの一人娘リサ・マリーは、エルヴィス・プレスリー・エンタープライズの所有権とグレイスランドの自宅を担保に入れており、同社は45日以内に285万ドル(約4億2000万円)、もしくは未払い債務の75%を支払うことに同意すれば、訴訟を取り下げるとしている。

 また同社は、リサ・マリーが2016年7月に同社から45万ドル(約6600万円)を借りたことがあったものの、翌月に全額返済していたことを引き合いに、なぜ本人がローンを組んだのかは謎だとしており、2022年3月以降、リサ・マリーとは連絡を取っていなかったとしている。

 リサ・マリーの遺産は現在女優の娘ライリー・キーオ(34)の管理下にあるが、ライリーは、1967年から1973年までエルヴィスと結婚していた祖母プリシラ・プレスリー(78)との激しい法廷闘争の末、8月に亡き母の遺産の単独管財人に指名されたほか、1977年に42歳で亡くなったエルヴィスが埋葬されたグレイスランドの所有権も認められていた。またリサ・マリーがギタリストの2番目の夫マイケル・ロックウッド(62)との間にもうけた14歳の異父姉妹、ハーパーとフィンリーの「サブ・トラスト」の監督もしている。

 一方、プリシラは信託の有給特別顧問を務めており、リサ・マリーの遺産をめぐるライリーとの和解により、自身の最初の要求は拒否されたものの、グレイスランドでエルヴィスの隣に埋葬されることが許可されている。

 ライリーとの確執が噂される中、8月にプリシラはハリウッド・レポーターに「娘であるライリーが遺言執行者になるのは当然でしょう。ライリーと私は良い関係よ。仲が悪かったことはない。あれはすべて宣伝だった。私は彼女のそばにいる。彼女はそれを知っている。彼女は、私がそばにいて助けてくれることを望んでいるのよ」などと、決して仲が悪かったわけではないと主張していた。

 ライリーは6月に法的紛争を解決する前に、祖母プリシラに100万ドル(約1億4800万円)以上を支払ったと言われている。

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