元祖スーパーモデルの一人、シンディ・クロフォード(57)がオプラ・ウィンフリーのトーク番組に出演した際、「所有物」のように扱われたと非難した。
シンディは、1990年代にスターダムに上りつめたスーパーモデルたちの軌跡を追ったアップルTV+のドキュメンタリー『ザ・スーパーモデル』で、1986年に20歳のモデルとして、エリート・モデル・エージェンシー代表のジョン・カサブランカスとともに『ザ・オプラ・ウィンフリー・ショー』に出演した時の経験を振り返っている。
番組の中で、オプラがジョンに「彼女はいつもこの体だったの?」と尋ねるシーンが映し出されるとシンディはこう語った。「私は所有物か子供のようなもので、見られるだけで、聞かれることはなかった。今の目で見ると、オプラはこう言っているのよ。『立ち上がって、あなたの体を見せて。あなたがここにいる価値がある理由を示しなさい』ってね」「その瞬間、私はそれがわからなかった。でも後で見てみると『なんてことなの』って、本当に大丈夫じゃないことだったわ。特にそれがオプラであればなおさらね」
さらにオプラが「(シンディは)トレーニング期間を過ごしたのか」と尋ねると、ジョンはこう答えている。「シンディの場合は、心理的な面で、本当にモデルになりたいのかどうか確信が持てなかった。彼女が望めば、この業界でナンバーワンになれるということを、今この番組で言っているんだ」
また同ドキュメンタリー番組の中でシンディは、モデルになる夢を追いかけるために大学を中退したものの、それは大変な仕事であり、カタログのための長い撮影の間に空腹で「気絶」したと明かしている。「私は20歳で、大学を中退してシカゴでモデルをしていたの。最高だったわ。1日1000ドル(約15万円)稼いでいたのよ。でもそこでの主な仕事はカタログで、何度も気絶したわ。特にランチの直前に気を失い、倒れる。そしたら、彼らは私を支え直し、また同じことを繰り返すのよ」