虎のお膝元・神戸の商店街で「M1」フラッグ掲揚 慎重期したら快進撃で「出遅れてしまった」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
「1」と記したマジックナンバーフラッグの掲揚式=神戸市長田区の西神戸センター街
「1」と記したマジックナンバーフラッグの掲揚式=神戸市長田区の西神戸センター街

 リーグ優勝へのマジックを1とした阪神タイガースのお膝元である神戸市長田区の商店街「西神戸センター街」で14日、マジックナンバー「1」を記したフラッグが掲げられた。

 同商店街では毎年、1995年に発生した阪神淡路大震災の復興祈念イベントを行っており、過去には阪神監督時代の真弓明信氏、和田豊氏がゲスト出演した縁もあり、今回の企画が実現した。

 この日の試合結果次第では優勝が決まるが、その場合は即座に数字を「0」に切り替え、優勝記念セールを実施するという。同商店街で表具店「恍雅堂」を経営する田中豪人さんは「一度マジックが消えたこともあったので、慎重に慎重を期した結果、ここへきて一気にマジックが減って、出遅れてギリギリになってしまった」と苦笑いしつつ、「こんなのも面白いんじゃないですかね」と楽しげだった。

 フラッグの掲揚式には、神戸市のご当地アイドル・KOBerrieS♪のメンバーや、同商店街にある神戸信用金庫西神戸支店の社員らも参加。同支店の松田真直支店長は幼少期から熱狂的な阪神ファンで、2005年のリーグ優勝は甲子園球場で見届けたという。「今年の街の盛り上がりはすごいですね。地域が元気にならないと、私達も元気になれないので」と喜んだ。

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