新作『チョコレート工場』27歳イケメン俳優の美しい歌声が称賛される「彼は全てをこなすことができる」

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 ティモシー・シャラメ
 ティモシー・シャラメ

 ポール・キング監督は、1971年の映画『夢のチョコレート工場』の前日譚となる新作『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』でウィリー・ウォンカ役を演じる俳優ティモシー・シャラメ(27)の歌声を聴き、まるでビング・クロスビーのようだと驚いたという。

 トータル・フィルムのインタビューでキング監督は、「彼は美しい歌声を持っている。ビング・クロスビーを思い出したよ。拍手喝采を受けるような楽曲から、リアルで純粋な感情表現の瞬間まで、彼は全てをこなすことができるんだ。僕は熱狂的なファンのように聞こえるだろうね」と説明した。

 ロアルド・ダールの1964年の小説『チョコレート工場の秘密』を題材にした新しいストーリーの同新作映画は、派手やかな歌とダンスナンバーが特徴となっているものの、ミュージカルではないとキング監督は同誌に断言している。

 「ウンパ・ルンパは本の中でたくさん歌うし、ダールはいつも詩を使う。でも、何の理由もなく人々が台詞を歌い合うようなミュージカルにはしたくなかった。ミュージカルというより、歌のある映画のような気がしたんだ」

 そんなキング監督は以前、主演俳優のティモシーがオーディションを受ける必要がなかったのは、ティモシーがウィリー・ウォンカ役にぴったりだと確信していたからだとし、ローリング・ストーン誌に「彼は素晴らしいし、僕の中では彼しかいないと思っていたよ」「彼の高校時代のミュージカル公演のYouTubeがアップされ、何十万回も再生されている。だから本当に上手く歌って踊れることは知っていたんだ」と明かしていた。

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