ヒュー・グラント「最高の皮肉屋」のおかげで新作『チョコレート工場』の役をゲット

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ヒュー・グラント
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 俳優ヒュー・グラント(62)は、「最も面白く皮肉的」なことから映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』にキャスト入りしたことが分かった。『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカが製菓で成功を収めてゆく過程を描いた新作で、ヒューは緑の髪の小さなウンパルンパ役を演じる。ロナルド・ダールの原作小説にはこのキャラクターについてあまり説明がないものの、その歌が「驚くほど皮肉的で批判に溢れ残酷」であることから『パディントン2』でタッグを組んだヒューがぴったりだとポール・キング監督は考えたという。

 ロンドンで開催された予告編のプレミアで、キング監督はこう話している。「私はただあのキャラクターのことを考えていたんです。最低な奴を演じられる人をってね。そこで『ヒューだ!』ってなったんです」「彼は私がこれまで会った中で最も面白く最高の皮肉屋ですから」

 一方で主役を演じる『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメについては、「ウィリー・ウォンカを演じられる人のリストはごく短いものでした。彼がその人だったんです」「あの世代で最も素晴らしい俳優だと本当に思います。自分自身の感情に非常に深くもぐりこみ、目を動かすだけで物事を伝える素晴らしい能力がありますから。彼は非常にコントロールされていて、非常に頭が良く、驚くほど感情に関して直感的なのです」と称賛した。

 『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月15日に公開予定だ。

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