BTSのV(ブイ)が、9月8日にソロアーティストとして1stアルバム「Layover」を発売。当日だけで167万枚を売り上げ、K-POPソロアーティスト基準歴代最高値を記録した。現地時間の9日、ハントチャートによると「Layover」は、1日集計で167万2138枚を売り上げたという。
これまでに、発売初日からミリオンセラーを達成した最高記録保持者は、同じグループであるBTSのジミンだった。こうして現時点における、歴代K-POPソロアーティストの初週販売量1~3位は、1位 V「Layover」、2位 ジミン「FACE」(145万枚)、3位 SUGA(シュガ)「D-DAY」(128万枚)と、BTSの独占状態だ。
9月8日に世界同時発売となった「Layover」は、「Slow Dancing」をはじめ「Rainy Days」「Blue」「Love Me Again」「For Us」「Slow Dancing (Piano ver.)」の全6曲を収録。
オルタナティブポップ R&Bジャンルの「Rainy Days」は、日常の中のさまざまなホワイトノイズとVの声が混ざり合い、曲の感性を高めている。「Blue」は、オールドスクール R&B音楽のオマージュで、現代的サウンドを反映し特別感を加えた。そして「Love Me Again」は、R&Bジャンルで1970年代のソウルサウンドが芯となっている楽曲で、淡泊でありながらVの魅力的なボーカルが際立つトラックだ。
これに先立ち、先行曲「Love Me Again」が、米ビルボードのメインシングルチャート「HOT 100」で96位にランクイン。このほかにも「ワールド・デジタルソング・セールス」1位、「デジタルソング・セールス」3位、「グローバル(米除く)」6位、「グローバル 200」12位を記録し、BTSメンバー7人全員がソロ曲で米ビルボードチャート「HOT 100」にランクインするという、歴代級快挙を成し遂げた。