『スパイダーマン』シリーズ、『DUNE/デューン 砂の惑星』などで知られる女優ゼンデイヤ(26)は、「悪い人」を演じる願望を持っていることが分かった。常に「良い人」を演じてきたというゼンデイヤは、スーパーヒーロー映画の悪役とまではいかなくとも、悪意のあるキャラクターを演じたいという。
全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキ前に応じたエル誌のインタビューで、ゼンデイヤは語っている。「ある種のヴィランを演じたいわね」「邪悪で、スーパーヴィラン的雰囲気の。それがどういうかたちでもね。スーパーヒーローの世界である必要はないけど、感情的な意味で」「私は普段良い人を演じていると思うから、悪い人を演じてみたいのよ」
そんなゼンデイヤは映画界に入っていなかったら、教師である両親と同じ道を歩んでいたと考えつつ、監督業にも興味を持っているという。「業界内なら、監督ね。いつの日か出来ることを願っている」「そして外なら、たぶん私の両親の道のりを辿り、教師になっていたんじゃないかな。私は子供が大好きだし、学んだり教えることも大好きよ」
『グレイテスト・ショーマン』などのヒット作に出演し、『スパイダーマン』シリーズでは主演のトム・ホランドとの交際でも知られるゼンデイヤは、キャリアで確固とした計画があるわけではないという。
「『私はこの時までにこれをしなくてはならない。そしてこれをあの時までにしたい』とか考えたことないわ。私はただ自分が幸せになれることをしたいの。喜びをもたらし、アーティストとして、また人として満たされるものをね」と以前英ヴォーグ誌に話していた。