前明石市長の泉房穂氏、支持率低迷も「努力」の岸田首相に「やっているフリ」と苦言、政権交代も視野に

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
自著「政治はケンカだ!」の会見を行った泉房穂氏=都内
自著「政治はケンカだ!」の会見を行った泉房穂氏=都内

 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏が29日、X(旧ツイッター)を更新。岸田文雄首相が28日に首相官邸で記者団に対し、世論調査で内閣支持率が低迷していることについて「努力を続けていきたい」とコメントしたという報道を引用し、この「努力」という抽象的な言葉について「やっているフリ」と苦言を呈し、「本来の政治家の仕事」を求めた。

 泉氏は「『岸田首相、支持率低迷「努力続ける」』とのニュースを見て思う。『努力』という名の〝やっているフリ〟はいいから、『決断して実行』という〝本来の政治家の仕事〟をしていただきたい」と提言した。さらに同氏は「国民を救う気がないのなら、救う気のある方に変わっていただきたいと思ってしまう…」と政権交代も視野に自身の見解をつづった。

 岸田内閣の支持率について、共同通信社が8月19、20日に実施した全国電話世論調査によると、7月の前回調査から0・7ポイント減の33・6%、不支持率は1・4ポイント増となる50・0%だった。こうした支持率低迷を受け、岸田首相は「国民の声を丁寧に伺いながら、先送りできない課題に一つ一つ答えを出していく方針で努力を続けていきたい」と語った。

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