巨匠映画監督 ジョーカーの額に入れたタトゥーを後悔「険悪な雰囲気と分裂を生んでしまった」 

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 デヴィッド・エアー監督
 デヴィッド・エアー監督

 映画『スーサイド・スクワッド』のデヴィッド・エアー監督が、ジョーカーに物議を醸すタトゥーを入れたことを後悔しているという。ジャレッド・レト演じるキャラクターは2016年の同映画で、額に「damaged(壊れた)」という文字を墨で彫った姿で登場したが、エアー監督は今、このタトゥーが間違ったアイデアであり、違うやり方をすべきだったことを認めた。

 X(旧ツイッター)への投稿で、エアー監督はこう綴っている。「100%私の発案だ。もともとのアイデアは、『damaged(壊れた)』ではなく『blessed(恵まれた)』だった」「その決断を後悔している。険悪な雰囲気と分裂を生んでしまった。すべてのアイデアが良いアイデアとは限らない。そして、この投稿でネットから叩かれる間、私は隅っこでひっそりしていることにするよ」

 エアー監督は以前、同映画のディレクターズカットの公開を求めていたが、ワーナー・ブラザースは、今後、DC映画のディレクターズカットをリリースする計画はないとしていた。

 またある映画ジャーナリストが「私たち全員が見た『スーサイド・スクワッド』のバージョンは、デヴィッド・エアーが公開したかった映画ではなかった」と投稿するとそれに対しエアー監督はこう返信していた。「これはいい質問だ。私のカットを完成させるのは簡単だ。私にとっては信じられないほどのカタルシスになる。エドワード・シザーハンズのような扱いを受けた映画のために尻を叩かれるのは疲れた。私が作った映画は一度も観られたことがないんだ」

 更にエアー監督は、ジョーカー役になりきったジャレッドの写真を投稿、「ジャレッドは最高だった。でも誰もそれを知らない」と付け加えている。

 2021年にはジェームズ・ガン監督による単独続編『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』が公開されたが、ジャレッドは同役を再演していない。

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