コンビニ大手のファミリーマートは22日、3週間にわたる丼フェア「めちゃうま丼 どんどん登場!」で、プライベートブランド「ファミマル KITCHEN」から丼商品4種類を全国の店舗約1万6500店で順次発売すると発表した。
22日からの第1弾では、北海道帯広市の名店「ぶた丼のとん田(た)」監修の「炙り焼豚丼」(税込680円)と「麻婆豆腐丼」(同430円)を発売。29日からは「三元豚のロースかつ丼」(同598円)、9月5日からは「7種野菜の中華丼」(同568円)が登場する。
同社の弁当購入者の男女比は男性61%、女性39%。担当者は「女性のお客様の獲得については、まだまだ余地があるという現状がある。女性の弁当購入ランキングの上位にはチルド丼のメニューが多いことが分かりました」とし、女性の購入比率が高い「丼」に着目し、初のフェア化に挑んだ。
女性人気の高い弁当の1位は、意外にも「かつ丼」。ベスト10に、丼ものが3点ランク入りしており、女性の担当者は「食べやすさであったり、しっかり食べたいが、オフィスなどでボリューム感があるものを食べるには他人の目があり、コンビニ弁当などは広げにくい。その点、コンパクトでがっつり食べられる丼やオムライスなどは、見た目のボリューム感を抑えられるので女性が手にしやすい」と分析した。