トム・フォード、ケネディ元大統領夫人が過ごした邸宅を76億円で購入 寝室8つ、プール、牧草地も

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トム・フォード
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 米国のファッションデザイナーで映画監督のトム・フォード(61)が、ジョン・F・ケネディ元大統領夫人のジャクリーン・ケネディ・オナシスが幼少期を過ごしていた邸宅を5200万ドル(約76億6000万円)で手に入れたと報じられた。ザ・ロブ・リポートによると、最近、自身の名を冠したファッションブランドを約28億ドル(約4100億円)でエスティローダー・カンパニーズに売却していたフォードは、メディア・プロデューサーのデヴィッド・ザンダーからハンプトンにある邸宅を購入したという。

 当初5500万ドル(約80億5000万円)で売りに出されていた同邸宅は、大西洋に近い7エーカー(3万平方メートル)の土地に建築家アーサー・C・ジャクソンによる設計で1917年に完成され、背の高い掃き出し窓と梁出し天井が特徴的となっている。

 敷地内には、8寝室を備えた母屋、2寝室を備えたゲストハウス、管理人用コテージ、プールハウス、作業場付きの3台分のガレージがあり、花の咲きほこる牧草地もあるという。

 2018年にファッションデザイナーのリード・クラッコフ夫妻から2400万ドル(約35億400万円)で同邸宅を購入したザンダーは、5年間の所有期間中に、内部の改装や一部の改築など、大幅なリフォームを行っていたという。

 1920年代、同不動産はラサタ(ネイティブ・アメリカンの言葉で「平和の場所」を意味する)として知られ、ジャクリーンの父方の祖父ジョン・ヴァーヌ・ブーヴィエ・ジュニアが所有しており、ジャクリーンが幼少期によく夏を過ごした場所とされている。

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